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眼科一般

眼鏡・コンタクトレンズ処方

眼鏡は、当院では、5メートル視力検査計を用いて遠方視力を測定した上で患者さんが見えにくい距離をご覧なれるように、よくお話を伺った上で処方させていただいております。
眼鏡店で直接作成すると、目の前に機械を置き視力を測定するため実際よりも近視度数が強く測定される(機械近視)ため、強すぎる度数の眼鏡が処方されていることをよく見受けます。
このような眼鏡を装用していると近視の進行原因にもなりますし、眼精疲労の原因にもなります。
当院にて、眼鏡処方箋の発行を受け眼鏡店で眼鏡作成なさるといいでしょう。
学校健診で視力低下を指摘されて受診される場合には、近くのものをできるだけご覧にならずに御来院頂きますようお願いいたします。
また、急な近視進行がある方や短期間での見え方に変化がある方については、一度ピント合わせを奪う薬を点眼して、本当の近視、遠視、乱視の度数を確認させていただいてから、後日、眼鏡・コンタクトレンズ処方を行う可能性もあることをご了解下さい。
コンタクトレンズを作成する場合や眼鏡処方箋のご希望の場合にはお時間を要しますので診察時間終了の40分ほど前には御来院下さりますようお願いいたします。

眼精疲労

眼精疲労は、現代社会に生活する多くの人を悩ませる症状で、単なる疲れであれば一晩ぐっすりと休めば取れますが、休息によっては容易に改善しない眼の病的な疲労のことを言います。
パソコンやITの普及により眼の奥の痛み、眼が重い、かすむなどの症状を訴える人が年齢を問わず増えております。
市販の飲み薬、目薬で改善しない方ぜひ、当院の眼精疲労専門外来にお越し下さい。

ドライアイ

ドライアイは、様々な要因により涙液層の安定性が低下する疾患であり、眼不快感や視機能異常を生じ、眼表面の障害を伴うことがある(2016年、ドライアイ研究会)と専門的に定義されますが、眼が疲れやすい、何となく眼に不快感がある、眼に乾燥感がある、重たい感じがする、光を見るとまぶしい、眼が痛い、かすんで見える、目やにが出る、眼がゴロゴロする、涙が出る、ところが入浴時にこういった症状が軽減するなどのように一見、眼精疲労や結膜炎のように思われる症状をお持ちの方の中にドライアイの方がいらっしゃいます。また、レーシック(LASIK)後にドライアイ症状が強まる方が多くいらっしゃいます。更に、コンタクトレンズの種類によって、乾燥の度合いはかなり変わります。
このような症状の方、当院のドライアイ専門外来にお越し下さい。

アレルギー性結膜炎

スギ花粉症に代表されるアレルギー性結膜炎。年々発症の低年齢化があるようです。
アレルゲン(抗原)による刺激で引き起こされる疾患ですので、眼科では、対症療法として点眼加療をしております。
アレルゲンが減れば症状の軽減につながりますので点眼加療と同時にアレルゲンを減らす取り組み(ハウスダストがアレルゲンの方はより念入りな拭き掃除や敷布や蒲団カバーをすること、ダニがアレルゲンの方は蒲団のダニ退治や専用の蒲団カバーをすること)をすると有用です。
点眼は痒いときだけではなく、アレルゲンが存在している間は毎日つづけることが必要です。
通常のアレルギー性結膜炎用の点眼だけでは十分に症状が落ち着かない場合には、副作用に注意しながらステロイド点眼を併用し、また特殊なアレルギー性結膜炎の場合には免疫抑制剤の点眼液を使用することもあります。
コンタクトレンズ装用に伴う特殊なアレルギー性結膜炎もあります。市販の点眼では軽快しない方はぜひ当院に御来院下さい。

緑内障

知らぬ間に、視野が欠けていく緑内障。
40歳以上の20人に1人、70歳以上の10人に1人の割合で緑内障の方がいらっしゃいます。
片眼の視野に異常があっても両眼で見ていると見えにくい部分をカバーするため、なかなか自覚症状がありません。健康診断の眼底写真で緑内障を疑われ受診される方が多いですが、結膜炎などのご病気で眼科受診時に偶然発見されるケースもあります。また、緑内障になりやすい傾向がある方としては、近親者に緑内障になられている方がいらっしゃる方、近視の方、片頭痛をお持ちの方、眼を強くぶつけたことがある方、血圧が低い方、睡眠時無呼吸症候群の診断を受けている方などです。
ぜひ御受診ください。
遠視の方で急に片目がかすんだり、眼が痛くなったりする方は、急に眼圧(眼の堅さ)が上昇する狭隅角緑内障の可能性もあります。
白内障の進行で狭隅角緑内障になる方もいらっしゃいます。
乳幼児で涙目、充血、黒目(角膜)の濁りを認める方につきましては、先天的な緑内障もありえますので、一度御受診をされることをお勧めいたします。
緑内障は脳から眼に向かって伸びている視神経のご病気です。
まずは、視神経を見て、疑わしい場合には眼底写真をとり、視野検査をして視野変化と視神経乳頭の変化が一致しているかを診て一致が認められれば、緑内障として治療(第一には点眼にて眼圧の下降を図ります)を考えます。また、眼圧は日によって、時間によって変化します。
そのため今後数十年にわたる治療開始前にしっかりと無治療時の眼圧の平均値を出し、そこから治療後の目標眼圧を算定いたします。
治療開始前に複数回(望ましいのは午前午後それぞれ3回)の来院をお願いしております。
喘息、心臓の病気(心不全、不整脈)等の持病がある方は、使用できないお薬もあります。
かかりつけの先生にお体の状況をよく確認していただけると幸いです。
治療開始後は、基本的には6ヵ月毎に視野検査をしますが、視野が狭くなってきたことが疑われる場合や、緑内障の進行度合いが後期の方は、3~4ヵ月毎に行います。
目標眼圧を達成できているか、視野検査の結果はどうかを踏まえて、現在の点眼でいいのか、変更すべきかを決定します。何よりも、患者さんにしっかりと点眼を忘れずに続けていただくことが大切な視野を維持していくのに必要です。点眼治療では、十分に眼圧が下がらず、視野の悪化を抑えられない場合には近くの大学病院において眼圧下降をする手術を受けていただくこともございます。

白内障の診断・治療

加齢変化として一般に認知されている白内障ですが40歳代から少しずつ水晶体が混濁し進行しています。
紫外線照射が進行の促進原因であることがわかっています。適度の紫外線対策も有効と思われます。また、進行を遅らせる作用のある点眼液もありますので、1日4回(目安として食後3回、睡眠前1回)点眼するといいでしょう。
他の原因としてはステロイドの使用(内服、塗布、点眼、吸入など方法によらず全てが原因になり得ます)、眼打撲、アトピー性皮膚炎があります。
また、生まれつき白内障をお持ちの方(白色瞳孔といって黒目の奥が白く見えます)もいます。
その場合には、早期に手術をする必要があります。
眼鏡等をかけてもかすんで見えにくくなった、若いときよりも遠方が見えにくくなったという場合には早めに御来院下さい。
白内障の手術のタイミングについては、視力はひとつの目安にはなりますが、日常生活においてご不自由を感じたときにされるとよろしいでしょう。
両眼で0.7以上見えないと中型の自動車運転免許は取得更新が出来ません。
自動車の運転をされる方は安全のためにも早めに手術を検討されたほうがいいでしょう。
白内障の手術が必要になられた方については、近隣の施設にご紹介させていただいております。

糖尿病網膜症

糖尿病の方は、2012年の調査では予備軍の方を含めるとわが国に約2050万人ほどいらっしゃると言われています。糖尿病における眼の合併症として糖尿病網膜症があります。眼科的にはHbA1C(国際基準NGSP)が、6.9%未満を維持していれば発症、悪化を防げることがわかっています。
何よりも、患者さんに日々の血糖値のコントロールをしていただくのが第一です。
多くの患者さんは、内科の先生からのご紹介で糖尿病網膜症の有無を診るために眼底検査においでいただいておりますが、特に眼科受診の指示がない場合も問診などで糖尿病をお持ちであることがわかりましたら眼底検査をお勧めしています。
眼底検査は、瞳(瞳孔)を開く点眼液をつけて30~40分後に行いますが、開いた瞳孔が自然に元の状態になるまで5~6時間かかります。この間、手元にピントが合いにくかったり、まぶしく感じたりいたしますので、自転車やお車での御来院はお控え下さい。
血糖値(実際にはHbA1C)の状態により、3~6ヵ月毎に受診していただくのが一般です。
受診の度に最新の血液検査データのHbA1Cを確認させていただいておりますので、お持ち下さい。
糖尿病網膜症が発見された場合には、眼科においても内服治療をしていただくことがあります。
また、更に積極的な治療を必要とする可能性がある場合には、近くの総合病院の眼科で蛍光眼底造影検査を受けて頂き、検査結果によっては、網膜光凝固術を当院で受けて頂きます。
網膜光凝固術は、網膜の血管が詰まり、酸素不足の状態になった部分の網膜をレーザー光線で凝固し、酸素需給のバランスを回復するために行いますが、一度に余りに多くのレーザー光凝固を行うと負担になるため複数回に分けて行います。
そのため、数週間に亘り、行うこととなります。
網膜光凝固術だけでは不十分な場合には近くの総合病院の眼科で別の治療を受けていただくこともあります。

その他の眼底疾患

高血圧症の方や動脈硬化症の方は眼底出血を起こしやすくなります。
それは、網膜の中を走行する動脈と静脈は色々なところで交差していますが交差部において、動脈が硬いと静脈を圧迫して静脈が破れ出血するためです。
また、多くの方がご存知の飛蚊症は、加齢変化としてや、眼の中の炎症、眼底出血、網膜剥離・網膜裂孔の一症状として自覚されるものです。
万一、加齢変化のひとつとして出ているものでない場合には、早急な治療が必要になりますので、速やかに眼科受診をしていただきたいと思います。
またその場合には、原則散瞳剤を用いて眼底検査をいたしますので、十分な時間的余裕(診療終了1時間前までの御来院が望まれます)を持っての御来院をお待ちしています。片目の急な視力の低下をきたすものに、網膜中心動脈(分枝)閉塞症があります。
これは、網膜を栄養する動脈が急に詰まってしまい網膜の視細胞に酸素が送られなくなった状態です。
いわば、眼の急性心筋梗塞ともいえる状態です。
発症2時間を経過すると視力の回復は困難です。
片目の急な視力低下が持続して生じた場合(数分で回復する場合でもその後脳梗塞等をきたす場合もありますので注意が必要です:一過性脳虚血発作の眼症状)には、速やかに眼科を(夜間では救急で病院)を受診する必要があります。

光干渉断層計(OCT)

網膜断層画像及び眼底画像を撮影し、緑内障の早期診断、進行具合、更に網膜病変の詳細な把握をしています。眼底写真についても従来通り撮影し、OCT画像を元に診察室のモニターにて説明をします。

レーザー光凝固

網膜に穴が開き放って置くと網膜剥離にも進行するおそれのある網膜裂孔。
周辺に網膜剥離を伴う網膜剥離裂孔。
周辺に網膜剥離がない状態か網膜剥離の範囲が狭い場合では、速やかなレーザー光凝固により網膜剥離への進行(網膜剥離の進行)を防ぐことが可能です(当院では、発見されればその日の施行をお勧めしています)。
その場合でも、眼内に生じた濁りのため飛蚊症は消失することはありません。
その他、レーザー光凝固が必要な眼疾患としては、糖尿病網膜症、網膜中心静脈(分枝)閉塞症があります。
これらは、網膜の血管が閉塞することで閉塞した血管の還流領域の網膜が虚血を起こし酸素不足状態になることで新生血管が生じたり、網膜が脆弱にあることで網膜裂孔が生じたりすることを防ぐ目的で行います。
診断がついた場合には、まずは、レーザー光凝固を要する状態かどうかを近隣の施設で検査(蛍光眼底造影検査)をしていただいております。

まぶたの手術

上まぶたや下まぶたが眼球側に内反する眼瞼内反症。
先天的に又は加齢変化として皮膚が余ってしかも皮膚組織の接着が弱いために生じます。
先天的な場合、成長と共に自然に治ることが多いので様子を見て差支えありませんが、2歳以上で2/3以上の内反が残っている場合には、手術をする必要があります。
先天性で手術を要する場合には、全身麻酔での手術が必要になりますので近隣の施設に紹介させていただくことになります。
加齢変化として生じる場合には、自然軽快は難しく次第に悪化するため頃合を見て手術する必要があります。
当院にて、対応可能な場合には、予約のうえ手術をさせていただいております。

翼状片手術

翼状片は様々な刺激(紫外線、他物理的刺激)が誘引となり発症すると考えられる疾患で、多くは鼻側の結膜から角膜に充血を伴った三角形の膜状の組織が侵入し、徐々に角膜中央に向かって伸びていきます。
一般には点眼治療にて進行抑制を図りますが、角膜への侵入が3mmを超えると乱視が強くなり見え方にも影響を及ぼします。
翼状片を切除しても角膜には僅かに濁りが残ることがあります。
そのため、瞳孔領(角膜の中央部で外部の光が網膜に届けられる領域)に翼状片がかかると手術後にも濁りのため見え方に影響が残るおそれがありますので、角膜への侵入が3mmを超えないうちに手術をすることが勧められます。
当院では、予約のうえ手術をしておりますが、輪部結膜移植術(翼状片を切除した部位に上方(12時方向)から採取した結膜片を移植する術式)を行っているため再発例はおかげさまで1例もありません。
御来院をお待ちしています。

麦粒腫切開

まぶたにあるマイボーム腺、ツァイス腺、モル腺という分泌腺に細菌が感染して生じる麦粒腫。
抗生剤の点眼内服にて軽快治癒する場合がほとんどですが、腫れが余りに高度の場合には切開する場合もあります。

霰粒腫

上下の瞼には、マイボーム腺という油の分泌腺がそれぞれ20~40個ありますが、ここが詰まり中に分泌された油が留まっていると体はそれを異物侵入と勘違いし組織球(白血球の一種)がそれを取り囲み肉芽腫という良性の腫瘍をつくります。
これが、霰粒腫です。
状態により、点眼治療の他内服治療を行います。
自然治癒(吸収)傾向がありますが、早期に治癒させたい方には、麻酔の注射(まぶたの結膜側と皮膚側の両方)をしたうえで、皮膚側か結膜側から切開をいたします。
切開したその日は眼帯をしてお帰りいただきますので、洗顔、洗髪が出来ません。
出来れば女性の方は、お化粧を落としてきてから御来院下さい。
原則、翌日に御来院いただき、切開創を確認いたします。コンタクトレンズは術後1週間ほど装用が出来ません。皮膚側から切開した場合、切開は皮膚のシワと平行に行います。そのため、傷がケロイド様になる体質の方以外はほとんど目立ちません。
また、麻酔の注射をすると、約半数の方に皮下出血が生じますが、1週間ほどで自然吸収されます。
お子様につきましても、処置室のベッドで静かに横になれる方については行っております。
当院では、幼稚園の年長の方から、切開の実績があります。まずは、御受診の上ご相談下さい。

眼瞼痙攣・片側顔面痙攣へのボトックス注射

まばたきが自分の思い通りに出来ない眼瞼痙攣。
また、顔面神経が頭蓋内で血管により圧迫され刺激で自分の意思と無関係に顔半分の筋肉が動く片側顔面痙攣。
何れのご病気にもボトックス注射が大変有効です。
注射をするには、指定の講習を受けていることが必要ですが、当院では院長は講習を受けており、以前から実施をしております。
当院の受診が初めての方には、必要事項をご説明の上ご承諾書をいただいております。
この疾患でお困りの方はご予約の上で注射を施行していますので御来院下さい。
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